グラトリ向けのスタンス幅は?ビンディングの角度や位置

スタンスというのは、スノーボードに乗るときの足の位置のことです。
フリーランやハーフパイプ、グラトリなど、それぞれのライディングスタイルに適したスタンス幅やビンディングの角度があります。

 

このページではグラトリ向けのスタンスについてお伝えします。

 

スタンス幅

スタンス幅とは、左右のビンディング間の距離のことです。
一般的なスタンス幅は肩幅くらいと言われています。

 

スタンスが広いと安定性が高まるのでプレス系のトリックがやりやすくなります。またスタイルも入れやすいです。
ただし、極端にスタンスが広すぎると滑りづらくなります。それと、高回転のスピンを回しづらくなります。ですので、肩幅よりやや広めくらいのスタンス幅がおすすめです。

 

ビンディングの角度

グラトリ向けのビンディングのセッティングは、ダックスタンスと呼ばれる角度がおすすめです。
ダックスタンスとは、両足のつま先が外側を向いている“ガニ股”状態のことです。ダックスタンスなら、スイッチ(後ろ向き)のときでもトリックをやりやすくなるのでグラトリ向きのスタンスだといえます。

 

ダックスタンスのビンディングの角度は、前足が+15〜27°、後ろ足が−6〜18°くらいです。

 

ただし、ダックスタンスにすると普通の滑りが難しくなります。
ですので、カービングがまだ完璧じゃないという人は、まずは後ろ足の角度を0°くらいにセッティングして、滑りが上達してきたら徐々にダックスタンスにしていけばいいでしょう。

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