スノーボードのジャンプ(オーリー)のやり方
スノーボードでジャンプすることをオーリーと呼びます。
後ろ足で地面を蹴ってジャンプするトリックです。
オーリーは、ゲレンデで障害物を飛び越えたり、レールやボックスなどに乗っかったり、キッカーでジャンプするときになどに使います。スノーボードのあらゆる技の基礎になるのでしっかりマスターしてください。
オーリーのやり方
- 腰を落としジャンプするタメをつくります。
- 重心を後方へ移して、板をしならせます。
- 後ろ足だけで地面を蹴りジャンプしてください。
- ジャンプしたら滞空時間を延ば伸ばすために、両ヒザを曲げて体に引きつけます。このとき先に前足を引きつけて、その後、踏み切った後ろ足を引きつけます。ジャンプの高さがピークに達したときに前足を少し前方に伸ばすようにするとカッコイイです。
- ヒザを伸ばして両足で着地してください。着地の際はヒザで衝撃を吸収しましょう。
オーリーのコツは前足を持ち上げたときにできる板のしなりを利用することです。板が反発する力を使うことで高くジャンプできるようになります。
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オーリーとノーリーの違い
オーリーとはまた別に、ノーリーという技があります。
オーリーとの違いは、オーリーが後ろ足で踏み切ってジャンプするのに対して、ノーリーは前足でジャンプします。進行方向の前側の足で踏み切るのです。
ノーリーは、グラトリのスピン系トリックで、回転のきっかけを作るのに必要なのでマスターしましょう。
ノーリーのやり方
- 腰を落としてジャンプのタメをつくります。
- 前側に重心を移動して、板をしならせます。
- 前足で踏み切ってジャンプしてください。
- ジャンプしたら後ろ足、前足の順番でヒザを体に引きつけます。このときに前につんのめらないように後ろの肩を下げて、上体が平行になるように意識しましょう。
- あとは着地するだけです。
ちなみに、オーリーを逆のスタンス(後ろ向きで滑っている状態)でやることをスイッチオーリーと呼び、ノーリーを逆のスタンスでやることをフェイキーオーリーやスイッチノーリーと呼びます。一応覚えておいてください。